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医学部高齢医学 永井久美子実験助手が日本老年医学会優秀論文賞を受賞

 医学部高齢医学教室の永井久美子実験助手が、日本老年医学会雑誌に発表した論文「老年症候群の適切な把握のための もの忘れセンター予診票の作成に関する検討」が、日本老年医学会の第22回優秀論文賞に選ばれ、6月12日〜14日にパシフィコ横浜で開催された第57回日本老年医学会学術集会総会で表彰されました。

 この論文は、加齢に伴って増加する身体の不調(老年症候群)をより適切に把握するために、従前の予診票を見直し診断補助ツールとして広く活用できるように改良し、妥当性と信頼性を検証した論文です(日本老年医学会雑誌51: 161-169,2014)。

 永井実験助手は「日常業務の疑問から出発した研究論文に対して、このような名誉ある賞を頂き、大変嬉しく思っております。予診票の開発や論文作成にあたり、高齢医学 神﨑恒一教授、松井敏史准教授のほか、高齢医学教室およびもの忘れセンターの全ての皆様にお世話になりました。本研究が老年症候群の検出率向上と、高齢者医療の質の向上に役に立ち、患者さんやご家族のためになれば幸いです」と受賞の喜びを表しています。

2016.6.19
高齢医学教室・もの忘れセンター

   一番左が永井実験助手

   一番左が永井実験助手