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衛生学公衆衛生学教室 白土 健助教が第23回統合医療機能性食品国際会議で「The Young Investigator Award 2015」を受賞

 7月25、26日に札幌で開催された第23回統合医療機能性食品国際会議(The 23rd International Congress on Nutrition and Integrative Medicine (ICNIM 2015))で衛生学公衆衛生学教室の白土 健助教がThe Young Investigator Award 2015を受賞しました。
 白土助教は、紫外線や加齢により細胞内で増加する活性酸素が皮膚細胞に与える影響に対する酵素処理アスパラガス抽出物(ETAS)の効果を検討してきました。今回の発表、「Enzyme-Treated Asparagus Extract attenuates hydrogen peroxide-induced matrix metalloproteinase-9 expression in murine dermal fibroblast L929」では、マウス皮膚繊維芽細胞L929を用いて皮膚のコラーゲン分解を促進するマトリックスメタロプロテアーゼ-9の発現がH2O2刺激により増加し、ETASがそれを軽減するメカニズムを明らかにしました。この結果は、皮膚の老化機構の解明と新たな予防法の開発に寄与する事が期待されます。本学会において、この発表が特に優れた研究発表であると評価されこの度の受賞となりました。
 白土助教は、「この度の受賞を励みとしてさらに検討を進め、ETASの皮膚老化予防への応用に貢献したい」と話しています。


2015.7.28
衛生学公衆衛生学教室教授 木崎節子

白土助教 -賞状と楯と共に-

白土助教 -賞状と楯と共に-