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医学部公認学生団体「統合医療研究部」がへき地医療の見学実習を実施

 本学医学部公認学生団体「統合医療研究部」に所属する9名の学生が、7月25日(土)から27日(月)の3日間、福島県南会津町舘岩地区の舘岩愛輝診療所で「へき地医療」の見学実習を行いました。
 この見学実習は平成24年に学生が計画して課外活動として実現したもので、今回で4回目を迎えました。見学先の南会津町は、福島県の西南部に位置し、広大な面積(約264平方キロメートル)の多くが森林で占められ、人口の高齢化と過疎が進行している山間部へき地です。滞在先の南会津町舘岩地区は、見学先の舘岩愛輝診療所から近隣の診療所や唯一の県立病院に行くにも自動車で30〜40分もかかるといった医療過疎地区です。
 学生たちは舘岩愛輝診療所の山田 仁所長の説明の下、外来診療やレントゲン撮影を見学した他、診療所に併設された介護老人保健施設湯花里苑で介護の手伝いをしたり、清掃ボランティアを行うなど、真剣な様子で活動に取り組み、地方の高齢者医療や介護の現状について理解を深めていました。
 部長で医学部4年生の鬼島万里亜さんは、今回の見学実習について「普段は見ることのできない医療と介護のあり方を直接体験し、学ぶことができました」と話しています。
 
 なお、今回の見学実習の様子は、8月11日(火)付けの福島県の地元新聞紙・福島民報で写真付き4段の記事で紹介されました。

2015.8.18

診療所の外来見学:CT撮影

診療所の外来見学:CT撮影

介護老人保健施設の見学実習

介護老人保健施設の見学実習

中央:舘岩愛輝診療所所長<br>山田 仁先生

中央:舘岩愛輝診療所所長
山田 仁先生