医学部1年生が地域の医療や福祉の現場について学ぶ科目、「地域と大学」の表彰式が、1月6日(水)に三鷹キャンパスで行われました。
医学部での「地域と大学」は、本学が平成25年度文部科学省「地(知)の拠点整備事業」(COC事業)に採択されたことを受けて、平成20年度より行われていたグループプロジェクトを発展させた形で、平成26年度から必修科目「医療科学A」の一部のカリキュラムとして始まりました。これから医師への道を歩む1年生が、地元三鷹の医療や福祉について自分達が設定した課題を街中に出て体験的に学んだり、さまざまな立場の方達に話を伺ったりすることを通して、社会が医師・医療者に望んでいることを実感できるカリキュラムとなっています。
昨年11月21日(土)に行われた発表会で、来場者から高い評価を得た2グループが最優秀賞、優秀賞を受賞し、この度、渡邊医学部長より賞状が授与されました。
最優秀賞を受賞したNグループ8名の学生は、「病児保育」をテーマとし、三鷹市の利用状況や取り組みについて説明し、認知度の増進や利用マナーの改善が今後必要であることを述べました。優秀賞を受賞したGグループ6名の学生は、「絵画の持つ力」をテーマとして、アートギャラリーとアートセラピーの患者さんに癒しを与える効果について、自ら行った実地調査の内容に基づいて説明しました。
*11月21日発表会の様子は:こちらから
最優秀賞(Nグループ)
優秀賞(Gグループ)
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グループ |
発表テーマ |
担当教員 |
最優秀賞 |
Nグループ |
病児保育について |
苅田香苗教授(衛生学公衆衛生学) |
優秀賞 |
Gグループ |
絵画の持つ力 |
菊地俊暁講師(精神神経科学) |
■全グループ 発表テーマ一覧
Aグループ |
障がい児教育 |
Bグループ |
訪問介護とデイサービス |
Cグループ |
三鷹市における児童健康教育・健康増進活動について |
Dグループ |
学校給食と食物アレルギー |
Eグループ |
三鷹市の女性の妊娠・出産について |
Fグループ |
待機児童をなくせ! ~理想の保育園とは~ |
Gグループ |
絵画の持つ力 |
Hグループ |
老人ホームについて |
Iグループ |
三鷹市の生活困窮者とその支援 |
Jグループ |
三鷹市の難病支援について |
Kグループ |
三鷹市の在宅医療と大学 |
Lグループ |
三鷹市保育の現状 ~そうだ、選挙へいこう~ |
Mグループ |
子育て支援は人々の生活にどう影響するか |
Nグループ |
病児保育について |
Oグループ |
災害医療と三鷹市 |
Pグループ |
北多摩南部医療圏における小児救急医療 |