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1,056名が新たな門出 平成28年3月卒業式を挙行

 キャンパスの梅の花びらが舞い散る3月15日(火)、八王子キャンパスにおいて平成28年3月卒業式が行われました。晴天に恵まれたこの日、医学部84名、保健学部409名、総合政策学部170名、外国語学部209名、大学院医学研究科23名、保健学研究科10名、国際協力研究科37名、医学部付属看護専門学校114名の総勢1,056名が学位記・卒業証書を授与されました。4月の井の頭キャンパス開設により、八王子キャンパスで行われる卒業式は今回が最後となります。

 式では、国歌斉唱、坂本ロビン外国語学部長による学事報告ののち、各学部・研究科・専門学校の卒業生代表に対し学位記・卒業証書の授与が行われ、その後、跡見 裕学長と松田博青学園長・理事長が式辞を述べました。
 跡見学長は卒業生に対して、周囲の方々の支えにより、この慶びの日を迎えられたことに感謝の気持ちを新たにしてほしいと述べ、「これから皆さんが経験するのは、人種、性差、言語、信教の違い、障害の有無などグローバルな意味でも多様化した社会です。この中で活躍するために、物の見方を変えてみてください。つまり、一つの物事を別の側面から見る、別の方法で見る、別の立場で見るということです。この大学で学んだことを活かし、実社会で活躍することを祈っています」と激励しました。
 松田学園長・理事長は「社会に出ると辛いことや厳しいことが多くなります。その時は、安易に逃げ道や近道を求めるのではなく、歯を食いしばってでもその長いトンネルを潜り抜けてください。トンネルの先には必ず光があります。これから努力をして幸運と健康を掴み、楽しい人生を送られることを願っています」と式辞を送りました。
 つづいて、大瀧純一保健学部長から祝辞があり、「今日この良き日を忘れずに、社会人として出発してください。また、杏林大学の卒業生として、誇りを持って歩んでいっていただきたいと思います」とエールを送りました。

式辞を述べる跡見学長

式辞を述べる跡見学長

学園長・学長賞を授与する松田理事長

学園長・学長賞を授与する松田理事長

大瀧学部長による祝辞

大瀧学部長による祝辞

 在学生を代表して総合政策学部3年の川田静玖さんが送辞を述べ、卒業生に祝福と感謝の言葉を贈るとともに、「これからの人生において困難に直面したときにも、杏林大学の想い出を胸に乗り越えていかれると確信しています。4月には本学園は50周年を迎え、井の頭キャンパス開設により新たな歴史を歩み始めます。場所が変わっても、私たちは皆様が積み重ねてこられた杏林大学の伝統を受け継ぎ、後輩へと継承していくことを誓います」と後に続く者としての誓いを述べました。
 これに対し、保健学部 青戸依子さんが卒業生を代表して「それぞれの進む道は異なりますが、共に杏林の名を誇りに、自分の持てる力を最大限に発揮して、社会の発展のために努力をしていきます」と答辞を述べました。
 式後、卒業生は各教室に分かれ、一人ひとりに学位記・卒業証書が授与されました。
 キャンパスの各所では、卒業生たちが名残を惜しんで、思い思いに記念写真を撮る姿が見られました。

 学位記授与会場・構内の様子

 学位記授与会場・構内の様子

2016.3.16