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医学部M4学生4名が日本病理学会総会で、学部学生ポスター最優秀賞など受賞

 2016年5月12〜14日に、宮城県仙台において開催された第105回日本病理学会総会において、本学医学部4年生の相澤陽太君、窪田仰君、小和田敬子さん、齊藤由希子さんの4名が各々ポスター発表を行い、相澤君が最優秀賞、他3名が優秀賞を受賞しました。
 それぞれの発表テーマは、「microRNAを用いたSTAT family分子の同時ノックダウンシステムの開発」、「エポプロステノール静注療法に伴う甲状腺腫大の発生機序」、「胃腺窩上皮過形成を伴った肺高血圧症の一剖検例」、「特発性肺動脈性肺高血圧症に未分化大細胞リンパ腫を合併した一剖検例」です。4名は、「自分の力で研究した成果を発表したい」という希望と熱意を持って、昨年の夏に研究をスタートさせました。医学部生の忙しいスケジュールの合間に地道に研究を続け、今回の発表を成功させました。
 相澤君は「このような賞を受賞することができ、大変うれしく思います。ご指導頂いた病理学教室の皆様には深く感謝致します。本賞を励みに、良医を目指して今後もより一層努力を積み重ねていきます」と受賞の喜びを語っています。
 このような経験は、論理的思考力とリサーチマインドを併せ持つ優秀な医師の育成に非常に重要であり、4名が引き続き努力して、将来的に社会に貢献することを期待します。

(病理学教室講師 千葉知宏)

2016.5.20