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救急医学 加藤聡一郎助教の論文が平成27年度日本熱傷学会学術奨励賞受賞

 6月2日~3日、千葉・浦安市で開催された第42回日本熱傷学会総会・学術集会で、医学部救急医学教室の加藤聡一郎助教は、学会誌「熱傷」に掲載された論文「新たな重症熱傷患者広域医療連携システムの構築:Burn Injury Transportation Team System」で学術奨励賞を受賞し、表彰状が授与されました。
 加藤助教は全国的な重症熱傷診療の脆弱性を解消するため、基幹拠点施設を中心に円で地域のネットワーク化を推進し、エリア内外の連携を高めるシステムを提唱しました。本論文ではさらに、システムの試験運用について現状と課題を明らかにし、重症熱傷診療の問題点や基幹拠点施設の役割等をまとめています。
 この研究は、人口減少や地域過疎化等の社会背景に合せて、比較的症例数の少ない重症疾患にどう準備・対応すべきか、国内の実例で示した数少ない論文とされています。既存の医療圏を超えた日常的な広域連携体制は喫緊の課題のひとつであり、その矢面に立つ日本熱傷学会から高い評価を受けて今回の受賞となりました。
 受賞について加藤助教は「当院高度救命救急センターの、全人的医療に裏打ちされた高い救命率と機能予後が根底にあり、関係する全ての職種・スタッフに感謝しております。大規模災害とそれに伴う多数熱傷患者発生は蓋然性が高く、日常的な救急医療体制の維持も全国各地の重要課題です。引き続きclinical questionに基づいた広い視野で、これらの解決に向けた活動を継続してまいります」と話しています。
 指導にあたっている山口芳裕教授は「この論文は全国を俯瞰した報告であり、救急システムや災害対応を検討していくなかで、今後の良い材料になると考えます。加藤助教にはこれからも、先進性や公共性に満ちた社会貢献を続けるよう望みます」と更なる研究活動に期待を寄せています。

表彰状を受け取る加藤助教(左)

表彰状を受け取る加藤助教(左)

2016.6.13
救急医学教室

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