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総合政策学部で「馬田啓一賞」を創設~学部生・高校生の書評・エッセイを表彰 

 総合政策学部は馬田啓一名誉教授からの寄付を基金にして、同学部生だけでなく国内外の高校生も対象にして、社会科学分野に関する書評やエッセイを表彰する「馬田啓一賞」を制定しました。

 国際経済の専門家で24年間総合政策学部の教授を務め今春定年を迎えた馬田啓一名誉教授から、学生の勉学の奨励や学部の発展に活かしてほしいと総合政策学部に寄付の申し出がありました。これを受けて総合政策学部では寄付金を基金にして馬田氏の名前を冠した表彰制度を設けることにしました。
 創設された馬田啓一賞は、総合政策学部に在籍する学生を対象とした「総合政策学部生の部」のほかに国内外の高校生を対象とする「高校生の部」の2部門からなり、同学部生に対しては「社会科学分野をテーマとした書籍または論文の書評」を応募の課題とし、高校生に対しては「社会問題、時事その他自身の見解等に関するエッセイ」を課題としてそれぞれ募集し、各部門で優秀と認められた者を表彰します。選考にあたっては専門知識に特化せず、一般的に理解しやすい学際的な視点を持った内容を重視するということです。
 部門ごとに最優秀賞1名および優秀賞3名を表彰し、受賞者には表彰状とともに最優秀賞には10万円、優秀賞には5万円の賞金が贈られることになっています。

<center>馬田名誉教授</center>

馬田名誉教授

 第1回目の本年度は、「総合政策学部生の部」については、ロバート・C・アレンの著書である 『なぜ豊かな国と貧しい国が生まれたのか』 (NTT出版 2012 年)をテーマとして、同書を読んだ上での4,000 字~5,000 字の書評(感想、批評等)を、「高校生の部」については『大学で学ぶ“学問”に期待することは?』をテーマとしての2,000字程度のエッセイを課題としています。
 総合政策学部では本年度の応募については、7月1日から8月31日まで行い11月下旬頃に選考結果を発表、12月中旬頃授賞式を行い表彰することにしています。
表彰制度創設について馬田啓一名誉教授は「この賞が多くの若者たちに世界のこと、未来のことを考えてもらう機会となればうれしい」と話しています。総合政策学部では学生たちの積極的な応募に期待を寄せています。


募集の詳細については:こちら

2016.06.13