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総合政策・外国語学部合同授業で外務省職員による「日本の国際協力」特別講義を実施

 6月26日(月)、「国際協力論」(総合政策学部)、「グローバル社会と国際協力」、「グローバルシチズンシップ論」(外国語学部)の3科目合同授業で、古谷幸子氏(外務省国際協力局事業管理室課長補佐)による「日本の国際協力」と題した特別講義が実施されました。
 まず、古谷氏が外務省に入省され、現在に至るまでのご経験、特に、インドネシア、スリランカ、アフガニスタンでの在外勤務のご経験について、それぞれの国の実情、体験談などを交えながらお話くださいました。次に、外務省の仕事、日本外交の基本的な考え等をおさえたうえで、国際協力とは何かについてお話くださいました。国同士の強みを相互に活用し、弱みを補い合うことでwin-winを追求するといったお話が、学生たちに強く印象に残った様子でした。続いて、ODAとは何か、円借款、無償資金協力、技術協力といった援助形態別に、現場の写真を示しながら事例を紹介して下さいました。また、日本は、第二次世界大戦後援助を「受ける側」の国であったが援助を「する側」となった歴史的な経緯や、「情けは人の為ならず」とのことわざにあるように、国際協力は日本国のために重要であるといった話も交え、東日本大震災の時には多くの国から支援をいただいた経験など紹介くださいました。後半は、「日本はどういう国を目指すべき?」、「ODAは必要?もっと増やすべき?」、「ODAは見返りをもとめるべきではない?」、「限られた予算をどの国に振り向けるべき?」といった問いを学生に投げかけてくださいました。「日本の若者がもっと多くの国と交流できる国にしたい」、「ODAは増やすべきだが、事業目的に沿って計画的にODAが使われているかをきちんとチェックすべき」、「財政赤字なのでODAは減らすべき」、「ODAは見返りをもとめるべきでない」、「貧しい国にODA予算を一番多く振り分けるべき」、「日本のビジネスチャンスが多い国に振り分けるべき」、「紛争国で大量の難民が発生している国に振り分けるべき」など、それぞれの問いに4・5人の学生が自らの意見とその理由について答えていました。最後に、海外勤務のご経験から「異なる」ということに敬意を払い、偏見のない自由な心を持つことが重要であると語ってくださいました。
 ご講義を通じて、多くの知見を得られたことに加えて、途中、クイズを挟んだり、後半は学生が発信する時間を作っていただき、またそれぞれに丁寧にお答いただいたことは、学生たちにとって貴重な機会となりました。

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古谷氏

2017.06.28
総合政策学部 准教授 川村真理

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