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総合政策学部「国際投資論」の授業において
外務省経済連携協定交渉官の徳聡子氏による特別講義を実施

6月29日(木)に開講された「国際投資論」の授業において、外務省経済局経済連携課・投資政策室の経済連携協定交渉官の徳聡子氏をお招きし「日本の二国間投資協定について」と題して講義をしていただきました。

授業の冒頭に、徳氏から外務省に入省されたきっかけやこれまでのご経験などを交えながら外務省で働く魅力や楽しさについてお話いただきました。その後、今回の本題である我が国の投資協定などについてご講演いただきました。日本政府は2020年までに投資協定をEPAなどふくめ100カ国・地域と署名・発効することを目指すことが政府横断的な「アクションプラン」のなかで目標として掲げられており、徳氏はその実現のために奔走されています。

講演のなかでは、世界的に投資協定ができた背景について歴史的経緯などを踏まえながら紐解いていただき、投資協定の意義などを最近携わられた交渉など実体験に基づいてお話をしていただきました。また、外交官として多くの交渉に携わられてきた徳氏は、いかなる交渉においても「攻め」と「守り」の両方が重要であると指摘され、特に、投資協定の交渉において日本の投資家が有利になるような「攻め」の交渉をすることが重要である一方で、「守り」として外国投資家が日本に投資をする際に日本国内の法制度が協定と非整合的であるとして訴えられることがあってはならないことから、その点から「守り」の重要性を強調されていました。徳氏が関わられていたTPP交渉においても米国等との間で熾烈なやり取りがなされ、「攻め」と「守り」をうまく使い分けることがとても重要であったと振り返られていました。

講演後に質疑応答の時間を設けていただき、学生たちからも積極的に質問がなされました。学生たちからは「トランプ政権になって米国がTPPから離脱したことにより、TPP参加国にいかなる影響があったのか?」といった講義に沿った専門的な質問から、「外務省での仕事環境はどのようなものなのか?」など多くの質問がなされた。徳氏からは学生たちからの素朴な疑問を一つ一つ丁寧に回答いただき、学生たちにとっても大変貴重な機会となりました。ご多忙のなかお時間をいただきましたこと心から御礼申し上げます。



総合政策学部 三浦秀之
2017.7.3

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