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自治体消防制度70周年 救急医学の山口芳裕教授に消防総監感謝状

 消防組織法の施行で今日の自治体消防制度が確立して本年3月で70周年を迎えました。これを記念して、医学部救急医学教室の山口芳裕教授に、東京消防庁消防総監から感謝状が贈られました。
 山口教授は救急施策について医学的見地から指導や助言を行なうほか、救急隊員に対する教育を進めるなど、対策の強化に尽力してきました。
 また、救急・災害医療の知識を持つ専門医療チーム・東京DMATの運営協議会会長や東京都災害医療協議会の委員を務めています。
 さらに現在は、これまでより止血効果が高いターニケットと呼ばれる新しい止血帯の普及を推進しています。従来の止血帯に比べ、速やかに止血バンドを患部で巻き上げ、止血処置ができるもので、東京オリンピック・パラリンピックを控えた東京都内のすべての救急隊に導入されることが決まっています。
 こうした一連の活動が救急行政の円滑な推進と都民生活の安定につながったとして、3月14日、東京消防庁から職員が本学を訪れ、貴賓室で山口教授に感謝状が手渡されました。