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JICA草の根技術協力事業 タイ保健機関の関係者が来校

 3月26日から30日に、JICA草の根技術協力事業「北タイの保健センターにおけるHIV感染者ケアの強化事業」(以下、プロジェクト)の本邦研修が開催され、9名のプロジェクト関係者(医師4名、看護師3名、薬剤師1名、公衆衛生技師1名)がタイのチェンマイから来日しました。
 このプロジェクトは、HIV感染者が保健センターで治療を継続できるよう保健センターに常駐する看護師の研修を行うことと、病院から保健センターに患者を紹介する際のマニュアルを整備することを目的としています。
 26日から28日かけては、国立国際医療研究センター病院エイズ治療・研究開発センター、東京都南新宿検査・相談室、aktaコミュニティーセンター、弘済園、訪問看護ステーションコスモス、しらかば診療所、八王子市保健所を訪問。HIV/エイズの予防、検査、診療体制、看護師研修プログラム、地域療養支援、高齢者ケアの現場を視察し、関係者と意見を交換しました。
 29日は、杏林大学病院において研修が行われました。まず、松田博青理事長を訪問し、タイ側からHIV感染症の状況とプロジェクトの進捗状況の報告が行われました。松田理事長からは、プロジェクトの目的達成に向けた激励の言葉をいただきました。その後、感染症科の河合伸教授、佐野彰彦医師、佐野麻里子HIV/AIDSコーディネーターナースの案内で、杏林大学病院で施設などを見学しました。また、HIV感染者の診療に携わっている医師、看護師、薬剤師によるケースカンファレンスにも参加し、意見交換などを行いました。
 30日には、JICA東京国際センターのプロジェクト担当者を訪問し、プロジェクトの進捗状況と本邦研修の成果について報告し、意見交換を行いました。病院以外でもHIV検査を無料匿名で受けられること、患者のプライバシーへの配慮が最大限なされていること、患者と医療者が話し合いながら治療内容を決めていること、医薬品の院外処方が進んでいることなどが印象に残ったようです。一方で、タイではHIV感染が判明した時点で治療薬を服薬できますが、日本では制度上の制約から、ある程度病状が進まないと治療を開始できないことに驚いていました。
 研修の最後は、岩下光利病院長(当時)を訪問した後、総合政策学部の岡村裕教授をまじえ、本邦研修で得られた情報を踏まえてチェンマイで実施する研修プログラムの内容と患者紹介マニュアルに関する意見交換を行いました。
 盛り沢山の5日間でしたが、各訪問先で質問がなかなか途切れず、みなさんとても積極的に参加してくださいました。また、天候にも恵まれ、桜の花を楽しむこともでき、とても良い滞在となった様です。
 最後に、研修の実施にご協力をいただきました皆様に感謝いたします。

2018.4.6
総合政策学部教授 北島 勉

ケースカンファレンス後の集合写真

ケースカンファレンス後の集合写真

プロジェクトについて松田理事長に説明するスタッフ

プロジェクトについて松田理事長に説明するスタッフ

JICA東京国際センターでJICA職員の方とともに

JICA東京国際センターでJICA職員の方とともに

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