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保健学部 村松憲准教授、日本糖尿病理学療法学会で学術集会長賞を受賞

 7月16日に神奈川県横浜市で開催された第5回日本糖尿病理学療法学会学術大会(第2回日本呼吸・心血管・糖尿病理学療法学会合同学術大会)で、保健学部理学療法学科の村松憲准教授が学術集会長賞を受賞しました。

 受賞の対象となった発表は「糖尿病は運動野の体部位支配領域を縮小させる」という演題で、1型糖尿病を発症したラットの大脳皮質運動野を電気刺激することによって、後肢や体幹の随意運動を制御する領域(運動野)に萎縮が生じていることを報告するものです。
 糖尿病神経障害を発症した患者には下半身を中心とした筋力低下が観察され、その原因は末梢神経や筋実質にあると考えられてきましたが、本研究結果は脳に生じた機能障害も筋力低下に関与している可能性があることを示唆するデータと言えます。

 受賞を受けて村松准教授は「名誉ある賞を受賞できて大変光栄です。今後も新しい理学療法の開発を目指して、努力していきたいです」と抱負を語っています。

2018.7.17