10月1日(月)、総合政策学部の知原信良教授が担当する租税法IIの授業で、武蔵野税務署長による特別講義が行われました。
この特別講義は、東京都租税教育推進協議会が進める租税教育の一環で行なわれたもので、武蔵野税務署の安藤嘉英署長が、「税務行政の現状~消費税を中心に~」というテーマで教壇に立ちました。
まず、財政収支と税収の現状を家計に例えてわかりやすく説明したあと、消費税について、その仕組みや軽減税率制度などを身近な具体例を交えながら解説しました。
受講生からは、他の国の税収不足の現状や対応策などについて質問があり、知原教授とともにヨーロッパやアメリカなどの事情を示しながら答えていました。
最後に安藤署長は東京国税庁について、その組織や業務内容などを紹介し、学生諸君もぜひ国税専門官への道にチャレンジしてほしいと呼びかけていました。