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医学部4年の根本展希さん 第47回杏林医学会総会で優秀賞を受賞

 第47回杏林医学会総会が11月17日に三鷹キャンパスで行われ、医学部4年の根本展希さんが一般口演で優秀賞を受賞しました。今回、一般口演は全32演題の発表がありましたが、学生による発表は根本さんのみでした。
 根本さんは、「潰瘍性大腸炎における粘膜評価について罹患範囲を考慮した便中バイオマーカーの有用性」という演題で臨床研究をまとめました。

 第三内科学教室では、久松理一教授の指導のもと、炎症性腸疾患の研究を行っています。根本さんの研究内容は、この炎症性腸疾患の活動性の指標として、近年脚光をあびている便中バイオマーカーの特性について、新たな切り口で迫ったものでした。得られたデータを緻密に考察し、本質を見出そうする根本さんの探求心は、学生でありながら非常に秀でており、それが受賞につながったものと思われます。

 根本さんは「学生という立場でありながらこのような賞を頂きうれしく思います。久松教授や櫻庭先生をはじめ、消化器内科の先生方には日頃より丁寧なご指導を頂き感謝しています。現状に満足することなく今後もより一層邁進していきたい」と話しています。

賞状を手に、指導教員とともに。左から櫻庭助教、根本さん、久松教授

賞状を手に、指導教員とともに。左から櫻庭助教、根本さん、久松教授

2018.12.12
医学部第三内科学教室助教 櫻庭彰人