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「本質を見抜く心構えを」医学部解剖学教室 川上速人教授の最終講義

 来年3月で退任を迎える川上速人教授の最終講義が、12月12日(水)午後6時より、三鷹キャンパスの大学院講堂で行われました。この日の講義は、川上教授の担当する大学院医学研究科の基礎臨床共通講義Ⅰ「形態学的研究法」でしたが、本来の受講生である大学院生に加え、医学部学生、医学部や他学部の教職員のほか、川上教授と親交のある共同研究者が学外より多数ご来場され、参加者は120名余りとなりました。

 講義で川上教授は、これまでの研究について、経験なども交えて学生にもわかりやすく紹介されました。血小板の構造解析、レクチンによる糖鎖の検出、糖脂質の組織化学的検出、がん転移における糖鎖の役割等の研究で成果を挙げ、これらを通して学内外の多くの研究者と交流したほか、本学卒業生の研究をサポートしてきたことなどを解説されました。永年のテーマとして取り組まれてきた糖鎖の研究については、糖鎖の情報は核酸やタンパク質に比べて、多様性に富み、アナログ的でファジーな面があるとし、まだ未知の領域が広がっており、今後のさらなる発展が期待される分野であるとまとめました。さらに、これから研究を始める大学院生に向けて、形態学は「見えれば理解(わか)る」学問であること、ただし漠然と見ていればよいということではなく、対象を見極め、本質を見抜く心構えが重要であること、そしてこの心構えはあらゆる研究分野に共通するというメッセージを贈られました。最後に、杏林大学での38年間に渡る教員生活においてお世話になった学内外の多くの方々へ、感謝の言葉を述べられました。
 これに対して、参加した学内外の方々、関連の深い教室や川上教授が顧問を務める管弦楽団の学生から川上教授に花束と感謝の言葉が送られました。

 ご来場の皆様には、年末のご多用中のところ、ご参加いただきまして心より感謝申し上げます。

2018.12.17
杏林大学医学部解剖学教室(顕微解剖学)

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