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医学部山口芳裕教授が有事医療で学会功労賞を受賞

 医学部救急医学教室の山口芳裕教授(付属病院 高度救命救急センター長)が、5月20日、日本安全保障・危機管理学会功労賞を受賞しました。
 日本安全保障・危機管理学会は、国の安全保障と危機管理について研究を深め、実践できる人材の育成を目的として、2005年に創設されました。防災・テロ対策研究会やサイバー防衛研究部会など、10の部会に分かれ、専門家等が研究や提言を行っています。
 山口教授は、東京消防庁特殊災害支援アドバイザーなどを務め、消防・医療関係者や国内外の有識者に助言や技術の指導を行っています。その専門性を生かし、日本安全保障・危機管理学会では有事医療研究部会の会長として、テロや国家の有事が発生した際の救命活動や解毒剤の使用、被害の軽減などについて研究し、具体的な対応法などを提言してきました。こうした功績を称え、学会から功労賞と盾が贈られました。
 山口教授は、「軍事、サイバー、インテリジェンス等、国家規模の安全保障を担う専門家によって構成される本学会において、従来考慮されることのなかった“命の視点”の大切さを説き続けて参りました。このような形で評価いただいたことをうれしく思います」と話しています。


 
 

2019.06.03