令和元年6月20日(木)から22日まで、新潟の朱鷺メッセで開催された「第115回日本精神神経学会学術総会」において、保健学部作業療法学科の早坂友成講師が優秀発表賞を受賞しました。
早坂講師の演題は「難治性うつ状態とパーソナリティ障害を併存する患者の行動特徴」で、付属病院の精神神経科で行っている「難治性うつ状態検査入院」で検査の一つとして実施している精神科作業療法の場面で観察された患者の行動特徴と、併存するパーソナリティ障害との関連性について検討したものです。
この研究は、精神科確定診断補助ツールとしての行動評価の開発を目的に4年前から続けられているもので、作業療法が単なる治療アプローチにおさまらず診断が困難なパーソナリティ障害を正しく診断する一助となる可能性があるということで大変注目された結果の受賞であり、今後の更なる発展が期待されています。
早坂先生の益々のご活躍を祈念いたします。