10月12日(土)、13日(日)に石川県の金沢文化ホールで開催された「第26回日本時間生物学会学術集会」で、医学部精神神経科学教室の高江洲義和講師が日本時間生物学会学術奨励賞を受賞しました。
同賞は、時間生物学の領域で顕著な業績をあげ、今後の活躍が期待される研究者に贈られるものです。
高江洲講師はこれまでに概日リズム睡眠・覚醒障害に着目した双極性障害の診断や治療に関する臨床研究を重ねており、この度その研究業績が評価され、栄えある受賞となりました。
現在、私どもの教室では双極性障害を含めた難治性の気分障害の診断と治療に力を入れて取り組んでおり、睡眠障害を含めた様々な角度から精緻な診断と適切な治療は何かについて検討しております。今回の研究により、当教室の気分障害における臨床や研究の質のより一層の向上が期待されます。高江洲講師の益々の活躍を祈念致します。