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コロンビア大学 島田悠一先生が米国臨床実習について講演

 医学部は12月3日、米国での病院臨床実習(クリニカルクラークシップ)について理解を深めるため、ニューヨーク・コロンビア大学病院の島田悠一先生を招いて講演会を行いました。
 本学の海外クリニカルクラークシップは、提携する5カ国の8施設のほかに、10数施設で行っています。2020年度は、新たにコロンビア大学と提携を結び受け入れが始まることから、今回、同大学病院循環器内科の島田先生に「米国における卒前卒後臨床教育」をテーマに講演していただきました。
 講演では、幅広い対応力をつけたのち、高い専門性を身につけてゆく米国の専門医養成課程や医師は治療方針の決定に専念できる環境があるなど、日米の違いなどについて解説しました。また、臨床教育の質の確保のために教育的カンファレンスが充実していことなども紹介しました。
 講演後は学生から米国での学位の取り方や研修医の待遇などについての質問が寄せられました。海外での実習にチャレンジしたい学生が今日からすべきことについて島田先生は、英語の学習をあげました。「英語は強い武器になる。留学で得るものも英語ができると2~3倍になる」さらに、「様々な研究成果は英語で発信されるので、最新の知識を得るには英語力が必要」と説きました。
 最後に、松田剛明副理事長から本学学生の海外実習の受け入れに尽力いただいたことに対して改めてお礼が伝えられ講演会は終了しました。


2019.12.4