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皮膚科 大山教授の研究チーム、毛髪再生医療の実用化に向けた新たな臨床研究に参加

杏林大学医学部皮膚科学教室 大山学教授の研究チームが、東京医科大学、東邦大学、株式会社資生堂と毛髪再生医療の実用化に向けた新たな臨床研究を開始しました。

この研究は、これまで東京医科大学、東邦大学、株式会社資生堂が共同で進めており、自家毛髪培養細胞を用いた細胞治療法に安全性と改善効果を認め、男女の壮年性脱毛症の新しい治療法になりうることが示されています。
今後、臨床における治療法の確立をめざすためには、頭頂部とその周辺のより広い範囲の薄毛部に自家毛髪培養細胞を複数回投与し、見た目でわかる治療効果と安全性を示す必要があるため、脱毛症診療に豊富な経験をもつ大山教授の研究チームも参加して、より実際の治療に近い形での新たな臨床研究を開始することになりました。
広範囲の薄毛部に複数回投与する試験は初めての試みで、今回の臨床研究により再生医療による新しい薄毛治療法の実現を目指します。本臨床研究は男女の壮年性脱毛症を対象としていますが、本学では特に女性の患者さんを対象として重視する予定としています。

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2020.12.16