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卒業生の團裕菜さん、第45回日本脳卒中学会学術集会優秀賞を受賞

左から2番目が團さん。指導にあたった塩川教授(左端)、山田教授(左から3番目)、平野教授

左から2番目が團さん。指導にあたった塩川教授(左端)、山田教授(左から3番目)、平野教授

本学保健学部の卒業生で、杏林大学医学部付属病院リハビリテーション室で働く作業療法士の團裕菜さんが、第45回日本脳卒中学会学術集会優秀賞を受賞しました。
同会は2020年8月23日から9月24日にWeb開催され、團さんが発表した「Pusher現象に対する腹臥位療法の効果」が、1,169件の発表があったポスターの部で、優秀演題賞を受賞しました。一般演題の座長による評価とWebからのアクセス数を加味した評価で、脳卒中センターでの取り組みが高い注目を集めました。

團さんは「身体が傾いてしまうPusher現象は日常生活で多くの介助を必要とし、リハビリの進行を妨げる要因で常に悩ませる課題でした。そこで、うつ伏せにすることで過剰な筋の緊張を緩和させ、身体の傾きが改善する腹臥位療法に注目しました。少しでも介助量が軽減して次のステップへ移りたい思いで取り組んだものでしたが、賞を頂けたことはとても嬉しく思います。今後の臨床にも活かし、患者さんの機能改善に繋げられるように頑張ります。指導いただいた脳卒中医学、リハビリ医学の先生方に感謝します」とコメントしています。

2020.12.14