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医学部・大学院医学研究科で学位記授与式を挙行

 新型コロナウイルスの感染防止のため、本学では全学部合同の卒業式を開かず、各学部や大学院の研究科ごとに学位記授与式を実施することとしました。

 このうち医学部の学位記授与式が3月14日(日)に松田記念館で、大学院医学研究科が医学部講義棟第一講堂で行われました。今年度の卒業生は医学部が120名、医学研究科が14名です。

 医学部の学位記授与式では、スーツや晴れ着姿の卒業生が席の間隔を空けて着席しました。また消毒など感染防止対策を施し、参加できない保護者等に向けてインターネットで式の模様を配信しました。

 式では、壇上で卒業生一人ひとり学位記が授与され、渡邊卓医学部長が「歴史にも記されるであろう今回のコロナ禍は貴重な体験となったはずです。この経験を活かし、医学への初心を忘れずに病める人たちへ尽くして行ってください」と式辞を述べました。

 続いて松田剛明副理事長が、貴重な経験となった自身の研修医時代のエピソードを交え、「どんな状況にあってもあきらめることなく治療にあたる医師であってください。研修医になると最初にコロナの疑いがある患者さんを診察するのは君達です。正確な知識と情報を持って、しかし必要以上に恐れることなく診療にあたってください」と医師の第一歩を踏み出す卒業生にエールを送りました。

 また、医学部同窓会の幾瀬貫会長は「最初の研修医時代は体力的にも大変だと思いますが、わからないことは遠慮なく先輩医師に教えてもらうことができます。これから技術だけでなく、人格も磨き、良い医師となってください」とはなむけの言葉を贈りました。

 式では学業などに優秀な成績を残した学生に表彰状が贈られ、全員で校歌を声を出さず黙唱して閉式となりました。

 学位記授与式は、このあと20日に総合政策学部と外国語学部、国際協力研究科で、21日に保健学部、保健学研究科でそれぞれ行なわれます。

2021.3.15

渡邊 卓 医学部長

渡邊 卓 医学部長

松田 剛明 副理事長

松田 剛明 副理事長

幾瀬 貫 医学部同窓会長

幾瀬 貫 医学部同窓会長