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宇宙飛行士の健康管理業務に参加
山田教授らが身体機能維持のための運動プログラム監修

4月23日、日本人宇宙飛行士 星出彰彦さんらを乗せた米スペースXの宇宙船クルードラゴンが国際宇宙ステーション(ISS)に向けて飛び立ちました。
杏林大学は、今回、ISSに長期滞在する日本人宇宙飛行士の健康管理運用業務に参加します。
健康管理運用業務は、栄養管理、運動・生理学対策、精神心理支援、放射線被ばく管理、宇宙食・生活用品関連業務など多岐にわたります。そのため、業務は、各分野において専門性の高い大学や企業7団体が参加し、有人宇宙システム株式会社(JAMSS)がとりまとめて行うことになります。

杏林大学が行うのは、このうちの運動・生理的対策で、医学部リハビリテーション医学 山田深教授、田代祥一講師、保健学部理学療法学科 門馬博講師が担当します。
今回の業務について、これまで何度も国際宇宙ステーションに滞在した日本人宇宙飛行士の健康管理に携わってきた山田教授は、
「本学は、宇宙飛行士の体力測定・運動指導の一環を担当します。
打ち上げ前からISS滞在中、さらには帰還後のリハビリテーションに至るまで、一貫して身体機能の維持向上を図るべく、専門的立場から運動プログラムを監修します。また、今回の業務受託を機として、宇宙開発の分野において本学の知見を活かし、日本人宇宙飛行士の活躍を学術的な視点から支援して参ります」
と話しています。

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2021.4.24