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門馬講師が星出宇宙飛行士のリハビリ支援を報告

今年4月から約半年にわたり国際宇宙ステーションに滞在した星出彰彦宇宙飛行士(JAXA)のリハビリテーションを支援した本学保健学部の門馬博講師(理学療法学)が、医学部の山田深教授(リハビリテーション医学)とともに12月9日、一連の任務について松田剛明副理事長に報告しました。

門馬講師と山田教授は、星出宇宙飛行士の身体機能の維持向上を図るべく、打ち上げ前から継続して健康管理に協力しています。今回、門馬講師は医学管理運用チームの一員として星出飛行士の地球帰還に合わせて米国に出張し、2週間にわたってリハビリテーションを支援しました。帰還直後の日本人宇宙飛行士に対する理学療法士の専門的指導は本邦初めての試みとなります。

左より山田教授、松田副理事長、門馬講師

左より山田教授、松田副理事長、門馬講師

門馬講師は、「転倒リスクや痛みの対応に最新の注意を払いながら、期間内で目標となる日常生活を送ることができるまで身体機能を回復させることができました。杏林大学病院リハビリテーション室での臨床経験、保健学部教員として国際事業に関わってきた経験を活かすことができました」と初めての任務を振り返りました。

これに対し松田副理事長は、「引き続き宇宙飛行士のリハビリテーション支援に杏林の力を存分に発揮してください。そして、この経験から得た知見を診療、教育、研究に役立ててください」と言葉を寄せました。

2021.12.16