今年2月から建設工事が進められていた八王子キャンパスの屋内野球練習場が完成し、8月30日に竣工式が行われました。
式典には学園と設計施工会社の関係者およそ30人が参列し、神職が施設の安全を祈願して神事を行いました。そして松田剛明理事長が「こんなに立派な施設になるとは思いませんでした。選手たちには、雨の日に限らず、雪の日も台風の日も練習を重ね、ぜひともリーグで優勝してもらいたい」とユーモアを交えて挨拶しました。
このあと野球部の部員およそ100人が集合し、小林周主将が「素晴らしい練習場を作っていただき、ありがとうございました。この感謝の気持ちを結果に繋げます」と力強くお礼の言葉を述べました。
練習場はかつて保健学部のH棟があった空き地に建てられ、延べ床面積がおよそ1500平方メートル。鉄骨造の地上1階建てで、床の全面に人工芝が敷き詰められ、ブルペンのマウンドだけが土になっています。設計の段階で野球部の意向が尊重され、出場を目指している神宮球場と内野の明るさを合わせたり、マウンドの傾斜を一致させたりしているということです。
野球部は今春から保健学部健康福祉学科への入学生が加わり、小俣大監督のもと、新しい体制と新しい練習環境で活動が再スタートしました。