第8回白衣式を挙行

 医学部白衣式が11月12日三鷹キャンパス松田進勇記念アリーナで行われ、4年生130人に新しい白衣が授与されました。

 白衣式は、学生が教員から白衣をかけてもらい、誓いの言葉を全員で唱和して良き医師になることを誓うもので、1993年に米国コロンビア大学でWhite Coat Ceremony(ホワイトコートセレモニー)として始まりました。

 今年も全員がマスクを着用の上、それぞれの席も離し、また出席できなかった家族のためにインターネットでの中継を行なうなどの感染対策を施しました。

 式では始めに渡邊 卓学長が「これからは病院という医療の現場で学ぶという、いままでとは異なった環境での勉学となります。誠実に、真摯に学ぶ姿勢を持って患者さんに接すれば、必ずみなさんに協力してくれます。ぜひ病院での実習を実りあるものにしてください。この白衣式を機に、改めて医師になろうと志した時を思い出し、良き医師を目指して決意を新たにしていただきたい」とお祝いの言葉を贈りました。

 平形明人医学部長は学生に向け3つの言葉を贈りました。ひとつ目に「皆さんはこれから社会に出て学ぶ機会が増えます。挨拶・礼儀・身嗜みはコミュニケーションの基本であり始まりです。プロフェッショナルな医療チームの一員としての誇りを持って挨拶・礼儀・身嗜みに気を遣ってください。」ふたつ目に「皆さんはすでに医師国家試験の範囲に値する知識を学びました。これからは臨床実習を通じてそれを深く知り応用力を身につける時です。その心掛け次第で能力に大きな差が出ます。受け身ではなく積極的に学ぶ姿勢を持ってください」三つ目は「医師は生涯に渡り学習し続ける事が大切な職業とされています。医師になり教え合い、助け合うのは同級生であり、同期であります。本日一緒に白衣を纏った同級生を今まで以上に大切にしてください。」とはなむけの言葉を贈りました。

 また、近藤晴彦医学部付属病院長は「杏林大学医学部付属病院は、あたたかい心のかよう、良質な医療を患者さんに提供します。という理念を掲げています。あたたかい医療というのは、患者さんの立場をよく理解し、医療チーム全員が一致団結して患者さんのためによく考えて医療を行う事です。皆さんは良い医療を行うための知識を学んで来ていますが、あたたかい医療を行うにはどんなことが大切かを学んでいってほしいと思います」とアドバイスしました。

 白衣を贈った同窓会を代表して森 秀明会長は「1年生から4年生まで座学で学んだ事が、実際の医療現場でどのように使われているか自身の目で確認するのが重要だと考えます。2年後の医師国家試験に向け、益々研鑽を積んでください」と励ましの言葉を贈りました。

 このあと白衣授与が行われ、訪れた家族や教職員が見守るなか、学生が舞台に上がり、胸に「KYORIN UNIVERSITY SCHOOL OF MEDICINE Student Doctor」のワッペンと個人の名前が刺繍で施された白衣を先生からかけてもらいました。

 白衣の授与後、杏林大学医学部医学教育学の赤木美智男特任教授が臨床実習の意義・心がまえと医のプロフェッショナリズムをテーマとした特別講演を行ないました。

 講演の後、白衣を身につけ、全員で臨床現場に臨む者としての決意をこめた誓いのことばを、学生代表が読み上げ、白衣式を終えました。

渡邊 卓学長

渡邊 卓学長

平形明人医学部長

平形明人医学部長

近藤晴彦医学部付属病院長

近藤晴彦医学部付属病院長

森 秀明 医学部同窓会 会長

森 秀明 医学部同窓会 会長

白衣をかけてもらう学生

白衣をかけてもらう学生

特別講演の様子

特別講演の様子

2022.11.16