第22回日本外来精神医療学会(大会長:杏林大学保健学部 照屋浩司教授)が、「外来精神医療-未来への挑戦-」をメインテーマとして11月5日(土)に井の頭キャンパスで開催されました。
大会では、午前の部で大会長講演「精神医療と公衆衛生 〜身体活動と精神疾患の予防〜」とシンポジウム「今後の外来精神医療の多様性」が行われました。
このうちシンポジウムでは、精神科医師の白井優氏、作業療法士で本学保健学部の早坂友成准教授、公認心理師で同じく医学部の大江悠樹助教が登壇し、外来精神医療の多様性について議論しました。
午後の部では、シンポジウムとトークセッションのほか3つの教育講演がそれぞれ行われました。
「コロナ禍で多様化したメンタルヘルス支援と連携」をテーマにしたシンポジウムでは、精神科医師、看護師・保健師、公認心理師等が登壇してそれぞれの視点から活発な議論がなされました。
大会は新型コロナウイルス感染症の第8波直前の開催ということもあり、聴講参加をした本学保健学部臨床心理学科の学生10数名を含む約190名が参加するなど盛会裏に終えることができました。