理学療法学科 松村将司講師が2月22日(水)に青梅市長淵市民センターで「もう、転ばない!ふらつかない! めまい・ふらつき改善に必要な運動を知ろう」と題した講演会を行いました。
青梅市の市民団体「調布ことぶき大学」からの依頼で、60歳以上の市民を対象に開催されたこの講演では、めまいやふらつきの起こる原因、身体のバランスを取るメカニズム、その機能が加齢と共にどのように低下していくのかなどについて解説しました。さらに49名の参加者と共に、めまいやふらつきの予防改善に効果的な運動を実践しました。なお、この参加者数はここ数年の中で最多人数であったとのことです。
講演会では、転倒に気をつけながらその場で楽しそうに身体を動かしたりする参加者の姿が見られました。「最初は片足で3秒くらいしか立てなかったけど、最後には10秒以上立てた」「歳をとってだんだんフラフラしてきたけど、どんな運動をやればいいかわかって良かった」などの感想が聞かれました。
松村講師は、「めまいやふらつきといった症状は、外見からはわかりにくいです。また、加齢によってバランス能力は確実に低下していきます。めまいやふらつきが生じたとき、予防したいときにどんなことをすればいいのか、わからないことが多いかと思います。わかりやすく、楽しく、安全な講演を心がけ、参加者の方々のたくさんの笑顔に出会うことができました。今後も地域のニーズに応えていきたいと思います」と話しています。