杏林大学保健学部理学療法学科の村松 憲准教授を代表とする共同研究チームは、糖尿病に起因する皮質脊髄路損傷によって運動機能が低下したラットにスキル運動を実施し、運動障害が改善することを世界で初めて発見しました。
研究成果は、脳機能の改善を目的とした全く新しい糖尿病患者への運動療法の開発が期待されるものです。
この研究は、JSPS科研費(22K11427,18K10726)の助成を受けて行われたもので、研究成果は『Experimental Neurology』誌の電子版に2023年2月26日付けで公開されました。
●共同研究チームメンバー
東京都医学総合研究所 新見直子研究員、三五一憲 プロジェクトリーダー、
東京医療学院大学 生友聖子講師、健康科学大学 志茂 聡教授、名古屋女子大学 玉木 徹講師、
杏林大学保健学部作業療法学科 丹羽正利教授