令和４年度卒業式を挙行－1322名が社会に巣立つ

　令和４年度の卒業式が３月１９日、三鷹キャンパスの松田進勇記念アリーナで挙行されました。新型コロナウイルス感染症のため、昨年度に引き続き午前に医学部と保健学部、午後に総合政策学部と外国語学部と、それぞれ分かれて実施され、感染防止策を取った上で保護者も参列したほか、インターネットでも式の様子が配信されました。

　卒業生は、医学部112名、保健学部677名、総合政策学部249名、外国語学部241名。大学院は、医学研究科17名、保健学研究科13名、国際協力研究科13名の、合わせて1322名です。式ではまず卒業生の代表に学位記が手渡され、学業などで優秀な成績を修めた卒業生に、学園長・学長賞が贈られました。

　式辞に立った渡邊 卓学長は「時代の動きにしなやかに対応しつつ、新たなチャレンジをする姿勢を忘れず、逞しく生き抜いて行ってほしい」とエールを送りました。松田剛明理事長は、午前の部で、「研鑽を積んで一人前の医療者となり一人でも多くの患者さんを救うことを期待しています」と、また午後の部では「多くの経験を積んで、将来多くの人から必要とされ、社会の役に立つ人材に成長してください」と期待を込めた言葉を送りました。

　
　続いて在学生の送辞に対して、卒業生を代表して医学部の石井久絵さんと総合政策学部の鈴木綾乃さんが「卒業生一人一人が大学で得た経験を生かし、互いの分野の垣根を越えて協力し合い、社会のために力を尽くしていきます」と答辞を述べました。式のあとは、各学部に分かれて一人一人に学位記が渡されました。また、卒業式では、コロナ禍以降4年ぶりとなる、杏林大学吹奏楽団による演奏が行われ、17人の部員がオリジナル曲のアプリコットマーチなどを披露し式典に華を添えました。

　会場周辺には華やかな装いの卒業生が写真を撮りながら大学生活最後の一日を友人たちと和やかに過ごす様子が見受けられました。