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海外臨床実習に臨む6年生 UCデイビス校G. Meyer先生の臨床医学セミナーを受講


 コロナ禍前には毎年20名弱のM6学生が海外での臨床実習(海外クリニカルクラークシップ:以下 海外クリクラ)に参加していました。3年間の中断を経て令和5年度から海外クリクラが再開されることになり、5月以降23名(のべ25名)のM6学生がカナダ、アメリカ、フィリピン、台湾、イタリア、フランスまたはイギリスに赴いて現地の施設で4週間の研修を受ける運びとなっています。

 海外クリクラの事前研修としてM5の春休みに実施されていた臨床医学セミナーも令和5年3月20日より23日にかけて4年ぶりに開催されました。本セミナーはカリフォルニア大学デイビス校のGeorge Meyer先生を司会としてお招きし、英語での症例検討を繰り返していくというものです。各学生がこれまでの臨床実習で経験した症例の中から選りすぐった1例を英語でプレゼンしました。それを元にMeyer先生が参加者全員を巻き込んでディスカッションを展開していくという流れで、内科各科と小児科の20余りの症例を英語で学ぶという中身の濃いセミナーでした。
 臨床医学と英語の学力が向上したのは無論のこと、Meyer先生のお人柄に触れることで感ずることも多く、学習意欲も大いに高まったようです。
 海外クリクラを実り多きものにするために各自が更に研鑽していってもらえたらと思います。


2023.3.27
医学教育学教授 矢島知治