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2022年度 杏林医学会 学生リサーチ賞 授賞式を行いました

杏林大学医学部ではアクティブラーニングに力をいれており、そのプログラムのひとつに早期体験学習があります。早期体験学習は、病院体験学習、地域体験学習、患者体験学習から構成されています。

2022年度の医学部1年生の地域体験学習では、「ハンセン病からの学びを未来に活かす」をテーマに、国立ハンセン病資料館でのフィールドワークや国立療養所多磨全生園の名誉園長である石井則久先生とのトークセッションを実施しました。それらの活動と並行して、チームを編成し、研究にも取り組みました。

その成果のプレゼンテーションで、学生の相互評価で最も高い評価を得たチーム(岡田直樹さん、髙田真帆さん、鶴巻初芽さん、名倉晴香さん 研究テーマ「公衆衛生から見る感染症対策」)が、杏林医学会学生リサーチ賞を受賞しました。

表彰状を授与した平形明人医学部長は、「杏林大学では各研究室の研究に参加できる『教室活動への自由参加プログラム』もあるので、研究や社会的な活動等に積極的に取り組んでください」と奨励しました。
学生は、「どのような新興感染症でも治療法が確立するまでは、衛生管理の普及こそが感染者の人権保護と感染拡大の防止に有効だと感じた」、「常に新情報を適切に取得することの重要さを学んだ」、「新たな感染症が流行したときに対応できるよう、意識を高め、正しい知識を身につけていきたい」、「今後は感染症だけでなく、幅広い分野と公衆衛生学の関連に注目していきたい」等、学びの成果と今後の抱負について述べました。

医学教育学教室
2022.4.3