杏林大学の令和5年度の入学式が4月9日、松田進勇記念アリーナで、午前と午後の二回に分けて行われました。今年度の新入生は医学部118名、保健学部834名、総合政策学部255名、うち編入・転入学12名、外国語学部267名、うち編入・転入学9名、医学研究科2名、保健学研究科47名、国際協力研究科7名のあわせて1,530名です。
式典ではいずれも渡邊卓学長と松田剛明理事長が式辞を述べました。このうち、渡邊学長は杏林の名称が中国の故事に由来し貴い意味が込められていることを説明した上で、「皆さんの大学生活が充実し、有意義なものとなることを心からお祈りします」と述べました。また、松田理事長は、「自分の殻に籠らず、広く世界を見て、何事にも挑戦してほしいと思います。この大学で多くのことを学び、経験し、一人の医療者や社会人として、人の役に立つ価値ある存在に成長することを期待しています」と励ましの言葉を贈りました。
この後、在学生による歓迎の言葉に続いて、午前は保健学部の江島寛乃さんが、また午後は外国語学部の杉野葵唯さんがそれぞれ、変化の時代を共に歩む学生の縁を大切に、お互いを高め合える関係を築き、積極的に学びを深めていきたいと宣誓の言葉を述べました。
最後に吹奏楽部が本学のオリジナル行進曲である「アプリコットマーチ」を演奏し、入学式は終了しました。
この日は朝から青空が広がる穏やかな天候に恵まれ、三鷹キャンパスのあちこちで、校舎や入学式の立て看板などを背景に写真を撮る新入生や保護者の姿が見られました。