9月2日に都内で開催された第376回日本消化器病学会関東支部例会で、当院高澤航貴先生が専攻医奨励賞を受賞しました。
この賞は専攻医セッションの優秀演題に贈られるもので、高澤先生は「上行結腸癌術後11年目に脳転移を含む多発転移をきたした1例」について発表しました。今回の症例は、大腸癌術後の晩期再発でありとても貴重な症例でした。文献報告など詳細に調査、検討し、再発形式に関して考察しました。
高澤先生は脳神経外科 中富教授、腫瘍内科 長島教授、廣中教授、病理学 柴原教授、下部消化管外科 須並教授、指導医の先生方と検討を重ね、発表の準備を行いました。落ち着いたプレゼンテーションで素晴らしい発表となり、質疑応答でも的確に回答することができました。高澤先生は「今回の経験や受賞を自信として、今後も臨床や研究を頑張っていきたい」と話しています。