救急医学教室 山口教授に日本医師会から優功賞が贈呈

　日本医師会から医学部救急医学教室 山口芳裕教授（付属病院 高度救命救急センター長）に、11月1日付で優功賞が贈呈されました。
　山口教授は、6年間にわたり日本医師会 救急災害対策委員会の委員長を務めています。それ以前の委員としての活動を含め、10年におよび高い学識と経験で同会の施策に協力し、会員の知識向上に貢献したことから、表彰となりました。

　山口教授は委員長として、ラグビーワールドカップ日本大会や東京オリンピック・パラリンピックなど大規模イベントでの医療支援やコロナ禍で災害が発生した際の医療避難所の運営などに関するガイドブックを中心となって策定し、医療関係者や行政、主催団体などへ知識の提供や訓練の実施に取り組んできました。また水害時の病院の水没について調査を行い、防止対策などを国土交通省等と検討するなど、救急災害医療に貢献しています。