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「全員主役」でつかんだリーグ優勝 & 3部昇格 男子バスケットボール部 

 第99回関東大学バスケットボールリーグが8月下旬から10月下旬に開催され、男子バスケットボール部は4部のリーグ戦で、15戦全勝、24校中1位と好成績を収めました(4部のリーグ戦は24大学が3つのブロックに分かれ、8チームずつが総当たりの1次リーグを行った後、上位リーグと下位リーグに分かれ、さらに総当たりで試合を行い、順位を決めます)。続く、11月8日に駒沢オリンピック公園総合運動場で行われた3部昇格をかけた一発勝負の入れ替え戦では、日本ウェルネススポーツ大学を112-88で下し、見事3部への昇格を決めました。
 来季、男子バスケットボール部が戦う3部は、「2部に昇格するのに10年」と言われるほど、レベルの高いリーグです。昨年創部したばかりの杏林・男子バスケ部は、リーグ戦は2年連続負けなしの全勝で、3部までのぼりつめてきました。この勢いに乗って、来季も大活躍が期待されます。


●主将 結城 天翔(保健学部健康福祉学科 1年生)
 リーグ戦優勝後は意外と落ち着いていましたが、3部昇格を決めるとようやく達成感を感じ、チームで喜び合いました。これまで「全員主役」という目標を掲げ、悪い点や課題があればチーム全員で話し合いをしたり、練習の時から声を掛け合ったりしてきました。来季の3部は、選手の体力や技術、戦術と一層レベルが高くなります。ウエイトトレーニングなどで体力や持久力をつけ、まずは5月の新人戦でベスト8、そしてリーグ戦では2部昇格を目指して頑張りたいと思います。

●監督 金田 伸夫
 目標を達成してホっとしています。3部への昇格は、チーム目標の「全員主役」が発揮できたからだと思います。練習内容、戦術、ベンチ入りメンバーの選考は、選手全員が考えて実施しています。監督の指示に従うだけの受動的なバスケでは、ここまでの躍進はなかったと思います。これからも厳しい戦いが続きますが、選手の可能性を信じ、選手の力を引き出して、2部昇格を目指したいと思います。杏林大・バスケ部は、「日本一 一生懸命プレーするチーム」と言われるほど、観ている人に楽しんでもらえているようです。3部の会場は少し大きくなりますので、多くの方に観戦、応援していただければ嬉しいです。

●顧問 松岡 弘芳
 「ベンチ全員レギュラー登用型バスケ」がポイントです。ベンチ入りする全15名の選手は5名ずつ3つのグループを編成して試合に臨んでいます。これにより、いつでも洗練されたフォーメーションで高いパフォーマンスが発揮できます。大学バスケット界では、チームは1軍・2軍制を採用していることが多く、一般に1軍選手が2軍選手に比べてスタミナやパフォーマンスにおいて優れています。バスケは選手交代に制限がないため、杏林大の場合、相手の1軍選手が疲れているところに、3グループ(ベンチ入りメンバー全員)が次々に入れ代わることになります。杏林大は、対戦相手にとっては特にスタミナの面で戦いにくいチームになっているようです。

2023.11.25