受験生サイト サークル紹介 学生支援ポータル 学納金サイト  [在学生・保護者専用]
  • 杏林大学トップ
  • お知らせ
  • 脳神経内科学が編集委員 「ギラン・バレー症候群、フィッシャー症候群診療ガイドライン2024」発刊

脳神経内科学が編集委員 「ギラン・バレー症候群、フィッシャー症候群診療ガイドライン2024」発刊

 本学医学部脳神経内科学教室 内堀 歩講師が編集に携わった「ギラン・バレー症候群,フィッシャー症候群 診療ガイドライン2024」(監修 日本神経学会)が発刊されました。

 ギラン・バレー症候群(GBS)は、先行感染に伴う免疫応答により四肢の運動障害をきたす末梢神経障害です。フィッシャー症候群は、眼球運動障害・運動失調・腱反射消失の3点を特徴とする神経障害で、GBSの亜型です。

 これまでの診療では、2013年度版のガイドラインが用いられてきましたが、それ以降、他施設との共同国際的前向き研究など、新たな知見が蓄積されてきました。それを踏まえ、ギラン・バレー症候群の世界的研究者であった本学医学部 脳神経内科学教室 千葉厚郎教授(当時)を委員長として新たなガイドライン作成委員会が発足し、2021年度の改訂を目指して作成を進めてきました。しかし、その後新型コロナウイルス感染症の流行と千葉先生のご逝去があり、委員会の再編と項目の整備を行い、この度、2024年版の刊行となりました。

 内堀講師は、「千葉厚郎先生のご冥福をお祈りするとともに、本ガイドラインがギラン・バレー症候群とフィッシャー症候群のこれからの診療に役立つことを願います」と話しています。

出版:南江堂

出版:南江堂

2024.6.10