受験生サイト サークル紹介 学生支援ポータル 学納金サイト  [在学生・保護者専用]

観光を学ぶ学生と地域の団体による「ご当地映画上映会」行われる

 外国語学部観光交流文化学科の学生と三鷹市・武蔵野市・小金井市の3市で様々な交流イベントを行う団体“となりまちプロジェクト”が主催する「ご当地映画上映会」が6月21日、井の頭キャンパスで行われました。
 上映会は、地域ブランディングを実践的に学ぶ観光交流文化学科の授業「地域型プロジェクト演習」※(担当:小堀貴亮教授)の一コマで行われたもので、office BUREAUと三鷹連雀映画祭実行委員会の協力で実施。学生たちはSNSで上映会のイベント告知を行ったほか、当日の進行を担当しました。

 この日上映されたのは、地域に親しまれてきた三鷹駅の跨線橋(現在 老朽化のため撤去工事中)のシーンが登場する『太宰橋』(2017年制作)と『猫、かえる Cat’s Home』(2019年制作)で、映画鑑賞のあと2作品を監督した今尾偲氏と企画した観光交流文化学科の学生たちとの座談会が行われました。
 「変わりゆく街の様子を映像に残したい」「偶然映り込んだものや人々の生活など日常の風景を大切にしたい」という今尾監督の言葉が感じられる作品を鑑賞した学生たちからは「同世代と思われる主人公と自分、日常の風景などが重なり作品に入り込めた」「知っている景色や音が映像になることで改めて三鷹市を身近に感じた」などの感想が寄せられました。また、今尾監督は「大学時代、先生に勧められてこれまで見ることのなかったジャンルの映画や文学作品に触れて視野が広がった」という話を披露し、日ごろの様々な出会いやチャレンジが視野を広げることに繋がると、学生たちにエールを送りました。



 会場には、学生たちが考えた武蔵野市、三鷹市、小金井市、調布市などの地域応援ポスターも展示され、さまざまな角度から地域と観光について考えるイベントになりました。



※「地域型プロジェクト演習」
特定の観光地域を研究対象地域として設定し、地域と連携しながら歴史文化・自然環境などの魅力を発信するとともに、地域ブランディングを実践的に学ぶ。
2024年度前期は、キャンパスのある三鷹市と隣接する武蔵野市、小金井市、調布市を研究対象地域に設定し、講義や演習、アクティブラーニングをとおして地域の特色を理解し、最終的に地域ブランディングを提案する。



2024.6.24