9月20日付で日本皮膚科学会が、円形脱毛症診療ガイドライン策定委員会により策定された「円形脱毛症診療ガイドライン2024」を公開しました(大山 学ほか(円形脱毛症診療ガイドライン策定委員会) 日本皮膚科学会雑誌 134(10). 2491-2526,2024)。
本ガイドラインの策定では、本学医学部皮膚科学教室の大山 学教授が策定委員会委員長を務め、木下美咲講師が事務局長を、福山雅大助教が委員をそれぞれ務めています。このガイドラインは、近年 明らかとなった円形脱毛症の疫学・病態の最新情報が盛り込まれるとともに、大山教授も本邦への導入・普及に関わってきた、これまで良質のエビデンスのある治療法がなかった重症円形脱毛症に対する新規治療法であるJanus kinase阻害薬についても新しく記載されるなど大きく刷新された内容となっています。