本学医学部耳鼻咽喉科学教室 村上 諄医員が、2024年10月2日から5日にかけて開催された日本耳科学会総会・学術講演会で、第30回日本耳科学会奨励賞を受賞しました。
この賞は過去1年間の耳科学会誌 Otology Japan に掲載された論文の中から、特に優れた論文を執筆した若手医師や研究者を称えるために授与される賞です。受賞者は、その業績が認められ、将来の成長が期待される人物として評価されます。
村上医員は、これまで統計学的な分析が十分になされていなかった耳管機能検査の結果分析に、統計学を導入し、結果の解釈に新たな視点を展開しました。この成果は、耳管機能検査装置の普及と、科学的理論に基づいた精度の高い耳管機能評価の発展に寄与するものです。
村上医員のこのような顕著な成果は、彼が本学医学部に在学していた当時から今日に至るまで、科学的思考に基づく医学の探求に真摯に取り組んできた賜物です。今後とも、さらなる高みを目指し、日々の診療と研究に邁進されることが期待されます。村上医員のさらなる活躍にみなさま是非ご期待ください。