杏林大学硬式野球部は2024年秋、東京新大学野球連盟1部リーグで3位となり、10年ぶり2度目となる関東地区大学野球選手権大会に出場しました。大会では、1回戦で千葉県大学野球連盟1位の国際武道大学に2-0で勝利、2回戦は関甲新学生野球連盟1位の白鷗大学に1-5で敗れる結果となりました。しかし、同大会で創部以来初となる1勝を挙げ、今後へ弾みをつける収穫もありました。
今季の大会を振り返り監督と学生に話を聞きました。
溝口智成監督
実力が拮抗する東京新大学野球連盟1部リーグで3位となり、関東地区大学野球選手権で戦えたことはよい経験になりました。こうした経験の積み重ねがチームや個人の成長につながります。秋冬の期間は基礎練習に取り組み、その後実戦練習を行うなどして来季のリーグ戦に臨みます。
若井大陽主将(秋季リーグでベストナイン・二塁手を獲得)
自主トレでは基礎練習に時間を割き、バッティングフォームを安定させることができました。このチームでリーグ戦と関東地区大学野球選手権を戦えたことに感謝するとともに、後輩たちには今回の経験を生かして活躍してほしいと思います。
田澤昂大主務
先輩から受け継いだチームのよい雰囲気を守りながら主務としていろいろな経験をさせていただきました。関東地区大学野球選手権出場も貴重な経験でした。後輩たちには、これからも杏林大学らしく戦ってもらいたいです。
鈴木悠太新主将
周りの期待が大きいことを感じていますが、最上級生として、自分の役割をしっかりと果たしていきたいです。
古川亘大新主務
4年生が作ってくれた環境を受け継いで、試合や練習など活動に支障が出ないようサポートしていきたいです。
今季大会結果を理事長に報告
11月22日、今季の大会結果を報告するため硬式野球部の内藤高雄部長、荻本有一顧問、溝口智成監督、若林俊夫トレーナー(杏林大学病院リハビリテーション室主任技師)、若井大陽主将(総合政策学部4年)、田澤昂大主務(総合政策学部4年)、鈴木悠太新主将(保健学部3年)、古川亘大新主務(総合政策学部3年)が松田剛明理事長を訪問しました。
溝口監督から大会報告をうけた松田理事長は、今季の活躍を称え、来季への期待を寄せました。また、昨年まで20年間にわたり硬式野球部の監督を務め今年いっぱいで退職する荻本有一顧問にねぎらいと感謝の言葉を伝えました。