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これからの人間性を中心とした社会を見据えて —
豊かな感性と実力を備え、 人々に貢献できる人財を育てる
 

 医学部、保健学部、総合政策学部、外国語学部から成る総合大学・杏林大学の名は、中国の故事によります。
 中国の廬山にいた董奉(とうほう)という医師が、貧しい患者からは治療代を受け取らず、その代わりに杏の苗を植えてもらい、それがいつしか杏の林になったことから、後世良医や医療の総称が杏林となりました。これが「杏林」という名の由来です。

 そして、今という時代にこそ、この「杏林」の精神が求められていると私は考えています。
 グローバル化の進展、金融や産業の動揺、資源と環境の危機、複雑化・高度化する社会問題、個々人の価値観の多様化の中で、社会の要請は、20世紀的な「技術」中心の社会から、「人間性」を中心に据えた社会へと、大きく変貌しようとしています。その中で私たち杏林大学がめざすのは、「人間性を中心」に発想する豊かな感性と、広く社会で活躍できる確かな実力を備え、人々に真に貢献できる人財の育成です。
 「杏林」の精神を体現し、人間の幸福を見据えて行動する。その先に、21世紀の行政・産業・学術をリードする人財へと成長した学生諸君の未来と可能性が広がっている、そう私は信じています。

2011.06.06 大学案内より