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元WBCブラジルコーチ黒木豪氏の座談会開催

 キャリアサポートセンターは就活支援のプログラムの1つである「就活サークル」に元WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)のブラジル代表チームのコーチを務めた黒木豪氏を招いて、12月17日(水)に八王子キャンパスで座談会を開きました。
 黒木豪氏は宮崎県出身で、横浜高校野球部の4番打者として2003年春の選抜高校野球で準優勝を飾った後、日本体育大学に進学して引き続き野球部で活躍しました。卒業後、JICA(国際協力機構)のボランティアとしてブラジルに渡り、現地の少年野球のコーチを経てブラジル野球チームのコーチとして2013年のWBCに出場したあと帰国し、現在は日本体育大学国際交流センターに勤務する傍ら、野球部のコーチも務めています。
 この日の座談会は学生と教職員合わせて10名余りが参加して開かれ、初めに黒木氏が自分のこれまでの人生を振り返って講演し、小中学校時代から野球に打ち込んで横浜高校時代に甲子園で準優勝を果たすことが出来たことやブラジルに渡って野球のブラジル代表コーチとしてWBCに出場するまでの異国での苦労話などをされました。
 続いて黒木氏の講演をもとに質疑応答が行われ、学生達は「野球を続けてきたうえでどんな苦労があったのか」とか「海外へ渡る決断をされた時、迷いはなかったのか」、「WBCのコーチをされて今に活かされていることは何か」などと次々に質問していました。これに対して、黒木氏は「自分で選んだ道なので苦労を感じたことは無かったし、海外渡航も自分の視野を広げるよいチャンスだと思い迷うことは無かった。先は見えなくてもとにかく行動することの大切さを学び、今もそのことを肝に銘じて仕事をしている」などと答え、自ら選んだ道に全力で打ち込んでチャンスを物にすることの重要性を強調していました。
 座談会のあと、学生達は「勇気をもらいました」「自分も夢中になれることを見つけて努力していきたい」などと感想を話していました。
この「就活サークル」はキャリアサポートセンターが学生たちに低学年から少しずつ就業意識を養うために幅広いテーマについて学んでもらおうと4年前に立ち上げたもので、毎月2回開催しています。
就活サークルでは今後も折に触れて社会で活躍する方々をゲストに招き、有意義な話をしてもらうことにしています。