企業の採用選考の過程を模擬体験する3年生向けの総合政策学部の就活トライアルと外国語学部観光交流文化学科の就活シミュレーションが6月25日(土)にそれぞれ井の頭キャンパスで実施されました。
この2つのイベントは3年生の3月から始まる就職活動を前に、文系2学部が事前対策の一環としてエントリーシートの提出や集団面接、グループディスカッションなどの企業の採用選考のプロセスを模擬体験してもらおうと、3年生全員を対象に4年前から毎年2回行なっているユニークな試みで、今回が今年度の1回目です。
このうち総合政策学部の就活トライアルはE棟で行われ、グループディスカッションでは学生たちが各教室で6人から7人に分かれてあらかじめ司会や書記、タイムキーパー、発表役を決めた後、「会社を選ぶ際の重要なポイントは何ですか」とか「年功序列と成果主義はどちらがよいですか」といったテーマについて15分間討論し、そのあと内容を発表しました。しかし、積極的に発言する学生がいる一方で思うように意見が言えない学生もいるなど、3年生になってまだ間もない中でのディスカッションとあってぎこちなさが目立ちました。また、集団面接では1組3人の学生に対して、外部企業にお願いした審査員が「自己PR」や「大学時代に力を入れたこと」などについて質問しましたが、面接体験が初めての学生も多く皆戸惑いと緊張した面持ちで答えていました。そのほか、マナー講座と身だしなみ講座も並行して行われ、学生たちは就活に向けた挨拶の仕方や身なりの重要性などを学んでいました。
一方、外国語学部観光交流文化学科の就活シミュレーションはD棟を中心に行われました。学生たちは全体説明会に続いて総合政策学部と同じようにグループディスカッションと集団面接に臨んだほかに、学部独自のSPI試験にも取り組みました。そして最後にこれらの試験の最終選考合格者が表彰されました。
外国語学部ではこのあと英語学科・中国語学科の1回目の就活シミュレーションも7月2日(土)に行うことになっています。
2016.6.28
キャリアサポートセンター
(総合政策学部)