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3年生向けの就活支援講座が始まりました。

 会社説明会の解禁を来年3月に控えた本学3年生の就職活動を支援するキャリアサポートセンターの2つの講座が井の頭キャンパスで始まりました。
 このうち、どんな業界があり、その業界ではどのような業務をしているのかを学ぶ業界研究セミナーは10月20日(金)から始まりました。そして20日の1回目は業界研究の進め方を学ぶオリエンテーションが実施されたのに続いて、10月27日(金)に開かれた2回目のセミナーでは公務員ガイダンスが行われ、警視庁、自衛隊、三鷹市、埼玉東部消防組合消防局の4団体の人事担当者が各教室に分かれてそれぞれの業務内容について説明しました。
 このうち、警視庁のコーナーでは担当者が公務員試験に合格するための受験勉強の進め方をはじめ、入庁後の警察学校の授業の内容やその後の具体的な業務、福利厚生制度の内容に至るまで懇切丁寧に説明していました。最後に担当者は刑事の出身者として犯人を逮捕した際の体験談を話し何物にも代え難い達成感を味わったと強調していました。
 また自衛隊の人事担当者は陸海空の各自衛隊で幅広い業務を持っていることや主な業務として国防、災害派遣、国際協力の3つの分野があること、そして誇りを持って働ける職場であることなどを説明していました。
 更に三鷹市の担当者は市民に対する窓口業務や街作りをはじめとして様々な業務があること、それに勤務条件や福利厚生制度などについて説明しました。
 埼玉東部消防組合消防局は管轄する埼玉県内のエリアや火災や災害の発生件数を紹介するとともに女性職員の活躍ぶりを紹介して今後女性職員の採用数を増やして行く方針だと説明しました。
 公務員ガイダンスには18名の学生が参加して熱心に各団体の説明に聞き入っていました。 
業界研究セミナーはこのあと12月15日(金)まで毎週金曜日の5時限に8回にわたって開かれ、毎回違った業種について説明が行われます。
 一方、就職試験で直面するSPI試験に備えるための講座も10月17日(火)から始まりました。講座では、文系で苦手とする学生が多い非言語(つまり数学)の問題を中心に、解き方のコツが丁寧に解説されます。講師は、SPI試験の受験指導で実績のある外国語学部非常勤講師の山口卓先生です。初日の講座には、88名の学生が出席し、「目からウロコ」の解説に耳を傾けていました。
 初日に出された例題の1つを見てみましょう。
【問】次の計算を暗算しなさい。
331×23%
A 613  B 152.13  C 76.13  D 57 E 763
 山口先生の解説。「331の約20%で末尾が3。よって正解はC。」
 このように数学と言っても難問奇問が出る訳ではなく多少時間をかければ解ける問題がほとんどです。しかし、実際の試験ではこうした問題を短時間で迅速に解くことが求められます。講座を受講し、様々な解き方のコツを身につければ、「SPI試験、恐れるに足りず」といったところでしょうか。SPI試験の対策講座は、12月12日(火)まで毎週火曜日の6時限に開かれ12月27日(水)には模擬テストも実施されます。社会人になっても、例えば微分積分を使うことはまずありませんが、この講座で学ぶ数学のセンスは必ず役に立つことでしょう。

2017.11.7
キャリアサポートセンター

業界研究セミナー全体説明

業界研究セミナー全体説明

業界研究セミナー(警視庁説明)

業界研究セミナー(警視庁説明)

SPI対策講座

SPI対策講座

SPI対策講座(講義する山口先生)

SPI対策講座(講義する山口先生)