本学に留学し日本での就職を考えている外国人学生が所属する留学生就職活動研究会の今年度初めての会合が、5月9日井の頭キャンパスで開かれました。
この日は、中国からの留学生2名とベトナムからの留学生1名のあわせて3名が出席し、最初にひとりひとりが現状報告を行いました。
このうちベトナムからの女子留学生は、「本国の企業から内定を得ているが、日本でもこれからホテルを中心に就職活動を始めたい」と話しました。また中国からの女子留学生は、「すでに日本の企業1社から内定を得たが、自分には合わないので辞退し、ほかの企業への就職にチャレンジしたい」と、もうひとりの中国からの女子留学生は「卒業後はマスコミ関係の学校に進学する予定で、当面は語学力を高めたい」と報告しました。
続いて懇談の場に移り、すでに日本で就職活動を行っている中国からの留学生は「自分がこれまでどんな道を歩んできたか自己分析をしておくことが重要で、面接ではなぜ留学したのかという質問を必ず受ける」とアドバイスしていました。またベトナムからの留学生は「面接では緊張してしまい、日本語がなかなか出てこないのではないか」と就職活動への不安を訴えていました。
キャリアサポートセンターはこの日、留学生の採用を計画している日本企業の一覧表などを出席者に手渡し、今後も月に1回程度研究会を開いて留学生の就職活動を支援してゆくことにしています。
キャリアサポートセンター
2019年5月9日