地方への就職を考えている本学学生を対象にインターンシップの準備の仕方を学ぶ今年度最初の「LO活」支援の講座が、6月5日の昼休みの時間を利用して井の頭キャンパスで開かれました。
「LO活」というのは英語で地方を意味する「LOCAL」の「LO」と「就職活動」の「活」を組み合わせた造語で、厚生労働省は東京の一極集中の緩和に向けて地方自治体や首都圏の大学などと連携して「LO活プロジェクト」を推進しています。
今回の講座はプロジェクトの一環として、まずは夏休みに実施されるインターンシップの準備の仕方を学んでもらおうとキャリアサポートセンターの呼びかけで開いたもので、1年生から3年生までの33名の学生が参加しました。
講座では「LO活」に詳しい講師が最初にインターンシップ先の探し方について、LO活サイト、WEBサイトを利用する方法や自治体の相談窓口を訪れる方法を説明した後、「募集枠が埋まっていたり日程が合わなかったりした場合は、勇気を出して企業に電話してみよう」と呼びかけました。
また自治体によっては一定の条件のもとに交通費などを補助する制度があることが紹介され、おしまいに講師は「地方での就職を検討するにあたっては、地方で暮らすことのメリットやデメリット、地方で働くことで得られるものは何かを考えておこう」とアドバイスしていました。
ふるさと秋田へのUターンを考えている女子学生と東京出身で地方での就職を検討している男子学生は講座の後ともに「東京と地方の両方でインターンシップに参加してみたい」と話していました。
キャリアサポートセンターでは今後も「LO活」を支援するイベントを開くほか窓口でも相談に応じることにしています。
キャリアサポートセンター
2019年6月6日