就職活動に備えて総合政策学部の3年生が企業の就職選考を模擬体験する今年度1回目の就活トライアルが、6月22日の土曜日に井の頭キャンパスで行われました。
総合政策学部の就活トライアルは平成24年度から続いている本学独自の取り組みで、この日はリクルートスーツに身を固めた3年生が午前と午後の2班に分かれて、それぞれグループディスカッションと集団面接に臨みました。
このうちグループディスカッションは6人から8人がひと組となり、あるグループでは「仕事ができる人とはどういう人か?」をテーマに15分間意見を交わしました。まず自分たちで議長、書記、タイムキーパー、それに発表者を決め、ひとりひとりが意見を述べた上で議論を深めてゆきました。発表に対しては企業の採用活動に携わっている試験員からその場で講評が行われ、この中で試験員は「企業が注目するのは積極性、協調性、論理的な思考、そしてマナーだ」と指摘していました。
一方、集団面接では2人から3人がひと組となり、こちらも企業の採用活動に関わっている面接員から「学生時代に力を入れたことは何か?」とか「自分の長所や短所は?」といった質問を受けていました。面接は学生の答えに対してまた質問を重ねるといった会話スタイルで行われ、終わった後で面接員から良かった点と改善すべき点について細かく指導を受けました。
トライアル終了後ある女子学生は「準備してきたが、本番では頭が真っ白になってしまった」と話していました。またある男子学生は「話すことが好きなため、面接は楽しかったが、話が長くなってしまった」と話していました。
参加した学生は今回収録したビデオを見ながら改めて教員などから改善点について指導を受け、11月に予定されている2回目の就活トライアルに臨むことになっています。
キャリアサポートセンター
2019年6月24日