保健学部の3年生が、就職活動に備えて病院や企業の採用担当者などから話を聞く就職ガイダンスが9月28日に井の頭キャンパスで開かれました。
この日は、3年生が在籍する保健学部8学科2専攻のうち、看護学科看護学専攻と救急救命学科を除く7学科1専攻の3年生が参加しました。
冒頭、保健学部就職委員長を務める田中浩輔教授が挨拶に立ち、「きょうは病院や企業からベテランの方や採用担当の方が、それぞれが望む人物像について話をして下さるので、よく聴いて就職活動に役立ててほしい」と呼びかけました。
この後のガイダンスは学科などに分けて行われ、診療放射線技術学科では、企業からお招きしたキヤノンメディカルシステムズ総務部人事企画・人材戦略担当の藤井孝一郎さんが、放射線技師の国家資格を持つ専門家としてCTやMRIなどの臨床応用操作をサポートするアプリケーションスペシャリストという職種について説明し、「毎日が新鮮で自らスキルアップすることができ、臨床と会社の架け橋になるところに魅力が在る」とアピールしました。また「求める人物像は」という学生からの質問に対し「協調性を重視している」と答えていました。
一方、病院からお招きした聖路加国際病院放射線科コ・メディカル部長の神埼扇洋さんは、放射線科の仕事について説明したあと、求める人物像として「礼儀正しく言葉使いが良いこと、コミュニケーション能力が高いこと、学習意欲や吸収力を持っていること」などをあげていました。その上で「就職は何かの縁であり、大事なのは就職したところでベストを尽くすことだ」と強調していました。
参加した学生からは「就職活動に向けてためになった」という感想が寄せられた一方で「採用基準について詳しく知りたかった」という意見も出されていました。
2019年10月1日
キャリアサポートセンター